俺俺俺俺おれおれおれおれろえれおr


なんでもない。
by heymercedes
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飲むのとヨットとバンドとCSが好き。
.....ただの娯楽好きじゃねえかよ。。現実から逃げてるだけだろ。。こら。  
うん。そうだね><
早く夏こーーーい!!
金ふってこーーーいっ!!

新しいウエットもふってこおおおい!

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ふとしたときに、その人影は視界に飛び込んできた。

その日は珍しく車での営業ではなく、電車での営業だった。

クライアントを説き伏せられなくてちょっと疲れた顔をして

僕は新宿の南口から甲州街道を下り、会社への道を歩く。

これから会社で仕事をするって言うのに、世の中の大勢が

駅へ向かい、それぞれの夜を楽しもうとしている。

そんな光景も見慣れているのに、毎回少しがっかりした顔を僕はして、

それでもがんばる自分を誇りに思って、背筋を伸ばして歩き始めたそのときだった。














白いタイトなカットソーと黒のタイトスカート、この街で見慣れた定番が

少し光を放つラインストーンが映える靴に導かれて歩いてくる。

そこには居ないはずの、彼女がいた。

いつ帰ってきたのかも、何をしているのかも知らないけれど、

確かに彼女はそこを歩いていて、

ラインストーンと僕のParkerが共鳴したかのように

僕らは視線を合わせた。

僕も、彼女も何を発すればいいのか分からなくて、

少し恥ずかしさが勝って、下を向いた。

その先には、きれいな靴と足首に巻かれたアンクレットがあって、

その絶妙なアンクレットの垂れ具合に、

あぁ、こいつはやっぱり自分を知っているんだな。

自分の見せ方を知ってるんだなぁ。と、懐かしく思った。

顔を上げると、ちょっと恥ずかしそうな顔をした彼女が、

困った顔で笑った。



「何してるの?」

「お前こそ」



「帰ってきたの」

「いつ」

「先月。」

「そっか」

「うん。」





「ヒロジは?」

「その先がオフィスだよ」

「そうなんだ、近いね」

「どこ」

「三井ビル」

「一緒じゃん」

「うそ」

「ほんと」

「どっち」

「いや、ほんと」


「びっくりだね」

「そーだな」

「まだ仕事あるの?」

「そーだな」

「大変だね」

「そーだな」



ありたいていの言葉しか交わせなくって

思いが言葉以外の何かになって溢れ出そうだった。

それは、きっと彼女も一緒で、

なんとなく、感じあって、僕らは笑った。



「何時まで仕事なの??」

「とりあえず社長に報告して、あとは腐るほど仕事はあるからなぁ」

なんて言いながら、今日の仕事を明日に回すスケジュールを頭の中で立てている自分に

赤面した。



「ふぅーん」



「仕事かたずけてくっから下で待っててよ、時間あったら」

またね、ってなるのが少し残念で口から出た言葉は

彼女が笑うのか、悩むのか、困った顔をするのか、想像できなくって

僕を困らせ、

彼女が笑う顔を想像したら

「ヒロジが時間の約束守ったことないよ」

と、笑った。

「んじゃぁ、一人で待ってられるとこ・・・オイバな。」

「ぇ・・?なにそれ?」

「は?いや、ほら、オイスターバー。あんじゃん。」

「それは言わない。オイバはない。」

「ばっか、CamCanの表紙の見出しにかいてあんじゃん、”秋はラグジュアリーにオイバがモエ流”って。」

「ないよっ!ってか、モエ嫌いだし!!」

「同感。」

そう言って、変わらない二人のやり取りに安心して歩き始める。

会社に着くと、

僕らは馬鹿みたいにニヤニヤした顔で



「んじゃ、っつーことで」

「はぁーい」




なんだか、これじゃぁどっかの高校生じゃねぇか、とエレベーターの中で笑った。











どうして人はこうも突然に心が躍るのだろう。

それは、きっと古からの決まりごと。

人は知能と理性を持って産まれてしまったから、

動物や、植物たちとは違って

子孫を残すプロセスが複雑化してしまったのだ。

単純に惹かれあうことに理性や意識が邪魔をして

こんなにも遠回りをしてしまうけど、

僕らが産まれた意味はいったい何なのか

を考えたときに、僕らが惹かれあうのは必然なのだと思う。







なんて、つまんねー冷めたことを考えて会社に戻り、

デスクワークを済ませた振りをして、急いでB1に降りた。



アメリカに留学をしていた彼女。

ずっと一緒の地元だったのに出会うこともなく、

留学中の帰省の時に知り合った。

西永福の駅前の居酒屋でわいわいと飲み明かして、

いろんなところへ行って。

そしてまた帰っていって。



そんな季節が続いて4年。

年に何度かは必ず会うけれど、

そういえば今年は僕が引っ越したから会ってなかったな。





何にも発展しなかった僕ら。

今は、もう二人ここに居る。




B1のレストラン街には、っていってもたいしたレストラン街ではないけれど

いくつか洒落た店があって、オイバ(わらい)に入ると

小説を読んでいる彼女が見えた。


隣のスツールに座り、ジャケット脱ごうか考えていると

「お疲れ」

と、ジャケットに手を伸ばし

「携帯は?」

「左ポケット」

「はい」



そういえば、こいつ、そうなんだよ、

なんかそういうところが自然に出来る女だった。

びっくりするほど自然で、

なぜか年下なのに手のひらで転がされてる感があって、

それをまた久しぶりに感じて、

「ありがとう」

と素直に言葉が出た。



「何読んでんの?」

「おいコー。」

「うっける、村山由佳かよ、若いな」

「いーの、ラノベは軽いのもまたよしなのよ。」

「小説っていうか、漫画だよな、それ。」

「ヒロジみたいにね。、、」

「あぁ。」





きっと今日は長い夜になるのだと、氷の上に撒かれた牡蠣を見て

そう思った。







眠い。。。。。続きは今度。。。。。

ってか、なさそうだな。いつもどーり。

超ちゅーとはんぱ!
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by heymercedes | 2005-10-04 01:10 | novel*
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